マタイによる福音書から監督としては日本初登場のピエル・パオロ・パゾリーニが脚色・監督したキリスト伝。マタイの福音書のテキストをセリフとして用い、キリストの生誕から復活までを描く。キリストの生きた時代と人間的な生々しい実像を表現した問題作。出演は全て素人。音楽はルイス・エンリケス・バカロフで、黒人霊歌や革命歌。
予言者の言葉通り、ヘロデ王の代にべツレヘムの大工ヨゼフの婚約者マリアは、聖霊によって懐妊し、生まれた子はイエスと名づけられた。迫害を逃れるため行っていたエジプトからイスラエルにもどり、ガラリヤで成人したイエス(E・イラソキ)は、ヨハネのもとで洗礼を受けた。その時天から声かひびきわたり、イエスが神の子であることを告げた。彼はただひとり、荒野で四十日間の断食、さらに悪魔と対決し、退けた。その後イエスはガラリヤ全地を巡り歩き、教えを広め始めた…。
原題:IL VANGELO SECONDO MATTEO、THE GOSPEL ACCORDING TO ST.MATTHEW / 製作国:イタリア、フランス / 製作年:1964年 / 日本劇場公開日:1966年9月22日 / 上映時間:137分
キャスト
エンリケ・イラゾクイ、マルゲリータ・カルーゾ、スザンナ・パゾリーニ、マルチェロ・モランテ、マリオ・ソクラテ
スタッフ
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
脚本:ピエル・パオロ・パゾリーニ
撮影:トニーノ・デリ・コリ
音楽:ルイス・バカロフ
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