“シャネルのミューズ”アナ・ムグラリスとダニエル・オートゥイユ共演による、ヨーロッパ上流階級を舞台に美しく激しい運命の駆け引きを描いた、官能ミステリー。監督はこれが長編2作目のロベルト・アンドー。
世界中でベストセラーを記録する正体を隠した人気作家ダニエル(ダニエル・オートゥイユ)は、義理の息子の結婚式が行われるカプリ島に向かう船上でミラ(アナ・ムグラリス)という美しい女性と出会い、誘われるままに一夜と共にする。しかし、翌朝の結婚式、義理の息子の花嫁として現れたのはミラだった。邸宅のあるジュネーヴに戻っても、赦されない情事を重ねる二人。しかし、関係が深まるほどにミラの存在は謎に包まれ、反対にダニエルの正体が世間に晒され、ダニエルは築き上げた全てを失っていく。自分を脅し、マスコミに秘密を暴くのは誰なのか。謎を追ってダニエルが辿り着いたのは、故郷であるポーランド、デブノーの森に封印した自らの過去だった…。
原題：LE PRIX DU DESIR、SOTTO FALSO NOME / 製作国：フランス、イタリア、スイス / 製作年：2004年 / 日本劇場公開日：2007年6月30日 / 配給：アット エンタテインメント / 上映時間：109分 / 映倫：R-15
キャスト
アナ・ムグラリス、ダニエル・オートゥイユ、グレタ・スカッキ、ミシェル・ロンズデール、マグダレナ・ミェルツァシュ、ジョルジョ・ルパーノ
スタッフ
監督：ロベルト・アンド
脚本：ロベルト・アンド、サルヴァトーレ・マルカレッリ
製作：ファブリツィオ・モスカ
撮影：マウリツィオ・カルヴェージ
美術：アンドレア・クリザンティ
音楽：ルドヴィコ・エイナウディ
編集：クラウディオ・ディ・マウロ
衣装デザイン：ネーナ・チェッキ
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